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No17「およよっ　ご近所のアナグマちゃん」

モフモフモコモコと歩むむぞらしかアナグマ、春になるとひょっこり現れチラっとこちらば見る。昆虫、ミミズ、ビキタン(カエル）、爬虫類、木ノ実　花ん実などば食ぶる。穀物ばあまり食べまっせん。鼻で地面ば掘り起こすばってんイノシシほど畑ば荒らさんけんあまり住民に嫌われまっせん。

「そこで　なんばしとっとか？」・・私

「ヘビイチゴばとっとっとよ〜　うまかばい　僕んお母しゃん見らんかった？」・・アナグマ

「道路ん側溝におったばい」・・私

「坊やはじっとでけんけん心配」・・アナグマお母さん

イラストではこんな感じ

ニホンアナグマ（Meles anakuma）

食肉目

イタチ科

アナグマ属

に分類される食肉類。


指は前肢、後肢ともに5本あり、親指はほかん4本ん指から離れとって、爪は鋭か。体型はずんぐりしとる。 食性はタヌキとほとんど同じである。特にミミズやコガネムシん幼虫ば好み、土ば掘り出して食ぶる。 巣穴は自分で掘る。 ため糞ばする習性があるばってん、タヌキんような大規模なもんじゃなく、規模は小さか。 本種は擬死（狸寝入り）ばし、薄目ば開けて動かんでおる。

古来から日本ではタヌキ、ハクビシンなどとともにムジナ（貉、狢）と呼ぶ。

やとさ。

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